2024年6月からの診療費について。種々の加算が新設されました(本文中には現存の加算も表記してあります)
①時間外対応加算
平日18時以降、土曜日12時以降は夜間早朝等加算が適用されます。
②明細書発行
領収書発行の際に個別の診療報酬の算定項目の分かる明細書を発行しています。
発行を希望されない方は会計窓口にてその旨をお伝えください。
③医療情報取得加算
オンライン資格確認を行う体制を有しています。
受診歴、薬剤情報、特定健診情報その他必要な診療情報を取得・活用して診療を行います。
正確な情報を取得・活用するためマイナ保険証の利用にご協力をお願い致します。
④医療DX推進体制整備加算
以下の医療DXを通じて医療を提供できる体制に取り組んでいます。
・マイナ保険証を利用できる体制
・電子処方箋を発行する体制
・電子カルテ情報共有サービスを活用できる体制
⑤外来感染対策向上加算・発熱患者等対応加算
・感染管理者である院長が中心となり、スタッフ全員で院内感染対策を推進します。
・院内感染対策の基本的な考え方や関連知識の習得を目的に研修会を年2回以上実施します。
・感染性の高い疾患が疑われる場合は、一般診療の方と環境を分けたスペースを確保して対応します。
・抗菌剤の適正使用を推進し、抗生剤による副作用・耐性菌の減少に努めます。
※厚生労働省「抗微生物訳適正使用の手引き」を参考にします。
※血算・CRP迅速検査機器を利用し、ウイルス感染と細菌感染の鑑別の一助とします。
・地域医師会が主催する院内感染対策に関するカンファレンスに年2回以上参加します。また地域医師会が主催する新 興感染症の発生等を想定した訓練に参加します。
・感染患者の発生状況の調査・集計を常に行います。
⑥一般名処方管理加算
政府は医療費を抑えるためにジェネリック医薬品の利用を推し進めています。
ただ、先発品およびジェネリック医薬品共に供給が不安定な状況が続いております。
そのため、ジェネリック医薬品がある薬については商品名ではなく一般名(有効成分の名称)での処方とし、薬局で供給状況などを考慮して医薬商品名を決めていただくこととなります。