漢方薬は多くの病態に効きます。
内科・外科・皮膚科・耳鼻科・心療内科・婦人科...つまりは心身のすべてが漢方薬治療の対象となります。
そして、漢方薬は究極のオーダーメード治療です。舌・おなか・脈の状態、その方の体質・性質をみながら最適な漢方を探していくのが漢方治療です。
体調が悪い状態が続いているのにいろいろな検査をしても異常が出ない、ということはないでしょうか?
そういう時こそ漢方薬が役立ちます。相性のいい漢方に合うと、心も体もとても楽になります。
赤ちゃんの夜泣きや疳の虫、赤ちゃんの湿疹にもいい漢方薬があります。
年齢・性別に関係なく飲めるのが漢方薬です。
長く飲まないと効果が出ない、と思っていらっしゃる方が多いようですが、それは薬によって様々です。効果のもっとも早い「芍薬甘草湯(こむら返りの薬)」は2分ほどで効果が出ますし、更年期障害で飲む薬は2週間ほどで効果が実感できます。
メンタル面を元気にする漢方薬もいろいろあります。
西洋薬の精神安定剤と違って、だるさ・眠気といった副作用のないこと、依存性を生じないことが漢方薬のメリットです。